夢物語

高校生活が始まり・・・・・・
純情な2人・・・は気の合うクラスメート、そんなもんだったんだ。


キツ男は自信を無くしている時、何度も彼女の微笑みに力をもらった。
ウグ子は一見ムチャにも見えるような行動ばかりするキツ男の傍にいると心の内から安心することが出来た。


しかし2人は純情・・・・・。悪く言えば、「子供」だった。


「お互い」を意識しだすと、そのせいでどんどん会話は減っていった。



肌寒い秋の放課後・・・まだ人もまばらにいる学校前の銀杏の並木道で偶然出会う2人。
ウグ子「あっ・・・。」
キツ男「ん?」
微妙に距離をあけて立ち止まる2人。



ウグ子「あっ、さ、寒いね今日。」
キツ男「・・・あぁ、ま、俺は全然平気だけどな!!」
ウグ子「うそだぁ!体震えてるじゃない。」
そう言って笑うウグ子。



・・・たしかにその時、俺はいつものように強がってみせてた。だがこれだけの厚着の下、俺の体が震えているのなんかふつうわかるか・・・?




キツ男「ウグ子!!」



ウグ子「は、はい!」



風が吹き抜けた。



キツ男「あの!俺はお前のことが好きなんだ!!だから!!俺と付き合ってください!!!」


ものすごく震える俺の体。そうか、俺が震えてるのって、ただ寒いからだけじゃなかったんだ・・・。そしておそらくウグ子も震・・・。





ウグ子「私も!キツ男くんのことが好きだから・・・・・・・・・・!!」





いつの間にか2人の間の距離は無くなっていて、キツ男はウグ子を抱きしめていた・・・。





















こんな感じの夢を見た。(爆)


なお、名前はとある2人からちょっとお借りしました。w
ま、わからんだろぅ。



実際は、キツ男の方が、すこしトロ目にそれでも頑張って声を振り絞って「好きだから!」とウグ子が叫んでる間に、すり足?みたいな落ち着かない感じでウグ子の方に近づいていったから距離がなくなった。んで、言い終わった瞬間に抱きしめた。