爆走お姉さん

朝、チャリをこいだりする時がある。まわりのみんな、通勤・通学だろうか、ほどよい急ぎスピードで頑張ってる。俺はたいていそんな人達よりか速いスピードでチャリをこいでる。したがって、だいたいの人を追い越してしまう。


だが、たまにいる…「女子高生なのにリュックを背中に背負い、立ちこぎしてるヤツ」。コイツは恥をかなぐり捨てているのか、なかなか速い。スカートは長い。足はスニーカー。…完璧である。しかし所詮は女…俺はこんなやつには負けない。


次に「ボロいけどギアがついてるチャリに乗ってるおじさん」。これは見た目にダマされてはいけない。昔はそのチャリでブイブイ言わせていたのか?あれはボロいのではない。使い込まれているのである。ベテランにはベテランの意地がある、とでも言わんばかりだ。やはりなかなか速い。
しかし所詮若さには勝てない。俺の勝ちだ。


そして一番◯◯なのが、「学生カバンを荷台にくくりつけている眼鏡をかけた学生」だ。コイツは有無を言わず速い。というより無理に速度出してる感じだ。抜こう抜こうとしてるように感じられる。たぶん勉強でも何事においても勝てるとこでは勝って優越感に浸りたいタイプなのだろう。
明日へ続く